チャットボットは一口に言っても種類が沢山あって、特定の業務に特化していたり、逆に汎用で何でもこなすものもあります。FAQ型は文字通り質問に対する答えを返すタイプで、蓄積された質問内容をデータベース化して、対応する答えをセットして運用するのが特徴です。初めての質問内容に対応できなかったり、想定されていない質問には答えられないのは弱点ですが、想定される質問には的確に対応できるのが強みです。会話の成立を目的とする雑談型は、一種のコミュニケーションツールとして機能したり活躍するチャットボットです。

近年は、FAQ型にこのような機能を持たせているケースもあり、自治体がチャットボットにキャラクターづけをして運用しているところも存在します。配信型は決まった時間に予め設定された内容を特定の相手に情報発信するチャットボットで、従来のメールマガジンに取って代わるものです。処理代行を目的としたチャットボットは入力した内容に応じて、ユーザーの代わりに処理を行うタイプです。会話をしながら荷物の問い合わせに応じる運送会社の問い合わせシステムのように、入力内容からユーザーの意図や希望を汲み取り、自動で対応するようになっています。

これら主流のタイプを確認すると、完全に人間のように振る舞う高度なものはまだ誕生していないことが分かります。理由はAIが発展途上にあること、プログラミングされている現行の主流のタイプの方が、コスト的に優位なことが挙げられます。